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進行すると治療が困難な卵巣がんでも治療を諦めない!

ドクター

発症率は低いけど死亡率が高いがん

卵巣がんは、40代から60代の女性に多い病気です。子宮がんや乳がんに比べると患者数は少ないですが、毎年多くの女性が卵巣がんに苦しめられています。肥満や遺伝、動物性の脂の摂りすぎなどが原因だと考えられています。特に、妊娠や出産の経験がない人や月経が頻繁にある人なりやすい病気です。がんの進行具合によってステージがあり、ステージI期からIV期まで細かく別れています。がんが進行したIV期になると、死亡率は子宮がん患者とほぼ変わりません。がんの初期の段階では、ほとんど症状が自覚できません。しこりや腹部の張りなど症状が自覚できる時には、がんが進行している場合が多いです。早期発見が難しいため、産婦人科で検診を定期的に受けるようにしましょう。

顔を覆う女性

卵巣がんの基本的な治療方法

卵巣がんの治療方法は、全身療法と局所療法の2つがあります。がんの症状や進行具合をみて、患者に合った適切な治療を行います。ほとんどの卵巣がんは、がん細胞を直接取り除く手術と副作用のある抗がん剤が主な方法です。手術や放射線、レーザーなどの局所療法は、副作用も少なくおすすめの治療法です。がんが進行しすぎている人や麻酔に耐えられない高齢者は手術できない場合があります。全身療法である抗がん剤は約100種類あり、それらを組み合わせて使用します。抗がん剤は術前に使用する場合と、術後に使用する場合があります。効果は高いですが、抗がん剤には副作用があります。吐き気や嘔吐など個人差はありますが、なかには脱毛してしまう人もいるので、抗がん剤の使用には注意が必要です。